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2016-11-06

なぜAcne Studiosを買うのか?SNS人気の理由を考える

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SNS、特にインスタグラムにはAcne Studios(以下アクネ)の投稿であふれています。

数あるブランドの中で、なぜ圧倒的に人気なんだろう。

Acne Studiosとは

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Acne Studiosは、様々な分野のアプローチを持つスウェーデンのファッションハウ −acnestudios.com

オフィシャルサイトによると、1996年、クリエイティブディレクターのジョニー・ヨハンソンら3名でスウェーデンにてアクネの事業を創立。

芸術や建築、ストリリートカルチャーへの造詣を様々な形で表現してきました。

 

現在はウェア、アクセサリー、シューズ、デニムをグローバルに提供。パリ、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京、ストックホルム、オスロ、コペンハーゲンなど40のAcne Studios ストアを展開している企業です。

 

2012年12月には南青山に日本初となる旗艦店、そしてアジア初の路面店「ACNE STUDIOS AOYAMA (アクネ・ストゥディオズ・アオヤマ) 」をオープン。

“house within the store” をコンセプトにしたモダンでスウェーデンの家のようなショップは、今もファンにとって特別な場所となっています。

知ってハマって盛るアクネ

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世界中がアクネに興じるきっかけは人それぞれだろうけど、この人気にはポイントがあるはず。

メディアで知る

雑誌の購読者数が減るたどる中で、人々がファッションの情報として利用するのはSNS。特にインスタグラムやWEARはその発信源になりがちです。

 

ジャンルを問わず手軽に、またランダムに旬を感じることができて無料。隙間時間で楽しめます。

自分と似たような背格好・年齢の一般ユーザーたちの着こなしはリアルで参考にしやすい。

そこにアクネ投稿が増えれば人気が高まるのは自然なことですね。

 

雑誌記事や広告と比べてビジネスマネーが絡んでいなさそうなところがまた、興味や物欲を刺激します。

ミニマルトレンドにフィット

価格や素材の点でアクネは普通と高級の間。

ターゲット世代にとっては安くはないけれど買えなくはない価格帯です。

 

そして、少ないもので着回すという考え方とアクネのシンプルで実用的なデザインが合致しています。

クローゼットの服の数をあまり増やしたくない時、1着で満足できるとうれしいですよね。

普通なのにわずかにひねりがあり、身につけた時のシルエットがいい。体のラインも補正してくれている(気がする)。デザインに求めたい部分を軽々クリアしています。

 

たとえばRAYAのモヘアロングカーディガン。

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適度な厚みで肘のリブがほどよくフィット。カーディガンとしても薄手のコートとしても使えます。

登場してから3年以上が経っていますが、今年も人気の定番アイテムです。

 

ま、ただ便利だしかわいいからという単純な理由で買うんですけどねー。

 

自己満足の3乗

SNSで知って気になり、シンプルレンドにフィットする実用性も分かった。

物欲が高まったところに拍車をかけるのが、あのタグとピンクのショッパーです。

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こういう投稿をインスタでよく見かけません?

多いのはストール、デニム、ニット。

メンズ、レディースの両コレクションが人気なのでSNS拡散スピードも速いアクネ。ブランド側からするとラッキーなのか、それとも狙い通りかな。いずれにしても満足度のカギはタグやショッッパーにありそうです。

 

SNSに頻出してはかわいいよーと訴えかけるこのロゴ。

そんなの関係なくシルエットと素材に惚れ込んでいる!という希少な方には怒られそうですが、このタグがなくても買ったかというと、ねえ。

 

かくいう私もこの投稿やったことある 汗

なぜかと思い返えせばノリというか雰囲気。ギャラリー的に軽く楽しんでみた。

 

とか格好つけてはみたもの、見てほしいとか持ってる自分を認めてもらいたいという気持ちがなきゃそもそもやらないわけで。そう掘り下げるとまじダサくね?ということになります。

表現と自己顕示欲ってややこしい。これがSNSの闇ってやつかー。

 

おわりに

仏VOGUEのインタビューでヨハンソンはこう言います。

”デザインやアートを選ぶ基準、それはオーガニッックで、どこから始めようと思ったわけではない。その時に気分によって常に変化している。”

ミニマルさと実用性がキモのアクネだって、トレンドやその時の気分でそのコンセプトが大きく変わることを創立者が語る。

 

そう考えると、人気の理由はやっぱり「今の気分にフィットしているから」なんだろうな。

おわりー