『38歳から着たい服』というミッドライフハック
好きそうだからと手渡されたこちら
スッキリ明瞭、わかりやすい。
中年服迷子にやさしいハック本です。
少々ネタバレあります
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着たい服迷子
タイトルは、38歳から着たい服 本当に似合うものだけ少量持つ。
出版社のまとめが的確ですねえ。
30代後半は、ウエストまわりの肉が落ちにくい、二の腕のたるみが気になる…など、
体形の悩みがいろいろと出てきて、ちょうど「何を着たらいいのか」で悩み始める世代。
（中略）
本書では、そうした女性達に向けて、「この服を持っていれば間違いない! 」といった王道の定番アイテムを紹介。
着こなしのバリエーションを紹介するだけでなく、年齢に適した上手な着こなし方まで教えます。
38歳というとそう遠くない将来。
しかも体型の崩れはすでに始まっていて
流行の早さに乗り切れていない者からすると
なんともありがたい本です。
このところ雑誌やこうしたファッションの本を
手に取る機会に乏しかったので
この類の情報に触れるのがなんだか新鮮で
わくわく、さくさく読み進めました。
小物と、あるものにプラス
特にパート3は興味深かったです。
小物づかいでコーディネートの幅が広がるというのがその内容。
102頁のポシェットのくだりでは
同じようなきっかけで憧れたのがうれしく。
なるほど、ずいぶんカジュアルな服も
小物で少しかっちりする気がします。
美脚のぞいとかっちりポシェット。
「おばあちゃんが大きいバッグを持っていない」にも納得です。
改めて30年は持とうと思いました。
そして、今あるものにプラスするなら
というテーマで掘り下げるパート4では
「メイクに挑戦は必要なし」と説かれ
メイク下手はほっと胸をなでおろしました。
「その時々のトレンドリップの色を足して楽しむぐらい」
でいいらしいので、そこはがんばろう。
セルヴォークとかでいいんやろか……
肝心の『38歳から着たい服』については
既出感強めでしたが、それはそれで面白く。
こうしたプロの方でも
自分らしい恰好ってなんだろうって考えるのかー！
という気づきもあったり。
そりゃ、しろうとは迷うわけです
それにしても文章がとてもわかりやすく
聡明な方だなあと思いました。
そんな著者の描く「なりたい自分」は
普通なのになんだか素敵な人、だそう。
だからファッションだけではなく
充実したライフスタイルを送ることも大切っていうあたり
ほんとまったくその通りで、
だからこそむずかしいんですよねえ。
……なんてことを
ジャンク片手に思ったのでした。
これでようやく食べきりました。
また買ってしまいそうです……
おわりー
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