手元に置きたいものと、半径1メートルの充実
1日中ごろごろして過ごす。
そんな暮らしに憧れていました。
うちの駄猫などまさにそんな感じで
羨ましいなーなんて。
それがこの数日、あいにく体調崩し
少々安静にと言われたことで
「終日ごろごろ」を体験することになりました。
全然大丈夫なんでご心配はなきよう。
置きっぱなしの心地よさ
初日は不謹慎ながらわくわくしつつ昼寝。
風邪で休めた小学生みたいなもんです。
が、翌日からどうも退屈で….
人はそういう時、どうしようもない考えごとを
してしまったりするもんですね。
そしてやたらネットでポチるもんだ。
これではいかんと本とおやつを用意しました。
さらには小さな木の机が横付けされ
パソコンが加わり、天板下が紙類でいっぱいになった頃
なんだかすごく快適だ、と感じました。
ポチったTeemaの白いマグが届いたんで早速。
半径１メートル内に欲しいものがあるありがたさよ….
着の身着のままだし、狭い狭い空間だけど
なんだか満ち足りています。
まさにちょうど読んでいたシンプルに生きるの一節です。
住まいに関しては「凝縮モード」がひとつの理想。
狭いながらも完璧な部屋の片隅で
好きな本を読みながら一杯のお茶を飲む。
至福の時間を過ごすことができます。（61頁より）
そしてほんとに手元に置きたいものは
こういうの（おやつ、本、パソコン）なんだと気づきます。
すっきりもいいけど、それ以上の快適さもある。
ちなみに猫たちもずっとベッドにいるのですが
感動したのはその天才的な脱力っぷりです。
数時間に1度、いそいそと窓辺に日光浴に
その道すがらごはんを食べて水を飲み
トイレも済ませて戻ってきます。
あとは延々、うたた寝と毛づくろい。
うっかり考えごとをして凹んだり空回ることも
変に体に力が入ることもなさそう。
そんな憧れのごろごろ暮らし。
元気に動けるのが一番だと身をもって実感したし
木の机は便利な物置台として、しばらくこのまま置いておこう。
おわりー
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