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2018-12-01

出産レポ2|心拍低下からの緊急帝王切開

前回の続きです。

関連記事:出産レポ|NSTでまさかの心拍低下

 

入院となったその夜

3時に目が覚めてぼんやりしていました。

すると軽い陣痛とともに違和感が….

胎動が全然ないのです。

 

ふと思い出したのは

少し前の検診での看護師さんの言葉。

 

「臨月に胎動を感じなくなるという人もいるけど

まったくなくなるのはおかしい。

1時間なければ必ず連絡して」

 

時計を見ればもうすぐ4時

ナースコールをして、再度NTSをすると

心拍は80まで低下していました。




まさかの緊急帝王切開

しばらくして正常値に戻るも

主治医から緊急帝王切開を提案されました。

 

バルーン効果も虚しく子宮口の開きは1cm

促進剤を使って陣痛がはじまると

周期的に子宮が強く収縮します。

出てこようとする赤ちゃんと、開いてない子宮口

心拍はその度に不安定になり

長期戦だと低酸素状態になることもあるそう。

 

実は今回、無痛分娩を予約していたんです。

痛いの苦手だし、産後の体力温存にもと

早々から決めていました。

帝王切開とは思いもよらず、「切る」という

イメージはあるもののほんと無知で….

 

でも、いざそうなってみると案外冷静で

もう出たいよーっていうサインかもなあ、と

先生がやさしくおっしゃっるので

そういうものなんかと妙に納得。

安全に出てきてもらうことが最優先で

こわさもなかったので不思議なもんです。

正直、やれやれまいったなーとは思ったけども。

出産にはまさかがつきもの

麻酔がよく効いて記憶があいまいですが

内臓がひっぱられるような感覚とともに

小さい女の子が生まれたのはお昼すぎ。

すごく大きい泣き声だったのは覚えています。

 

ちなみに心拍低下の原因は

へその緒が首にぐるぐる巻いていたからでした。

 

胎動を感じないときは疑うと教わったこと

安全策として帝王切開が提案されたこと

そして病院の素早い対応

おかげで無事に出産でき、ただただ感謝です。

想像していた形とは違ったけど

会えたらそんなのどうでもよくなりました ^^

 

出産に「まさか」はつきものだと実感です。

帝王切開について手順や予後を調べておくと

途端場でもちょっと安心かもしれませんね。

参考:ママのための帝王切開の本―産前・産後のすべてがわかる安心ガイド

 

そしてこれだけは書いておきたい。

当日の夜は悶絶級に痛かったぞー!

 

おわりー