来年、思い切ってやめたいことは。
2017年に思い切ってやめたいことはなんですか。
そんな博報堂生活総合研究所(以下、生総研)の調査結果が面白いです。
【2017年 生活気分調査】
10月上旬にインターネットで実施
全国11都市に住む20~69歳の男女が対象
第1位は『仕事・会社』
女性で最も多かったのは『仕事』でした(13.8%)。
1億人総活躍社会とかって息巻いてたの、まだつい最近だったのにな。
当人たちがその気にならなきゃ実現はむずかしいということがよくわかります。
気になる理由はと言うと
「残業代が出ない」
「続けていても安定はない」
「今のままでは体も壊す」
わかるなー。世は女性の活躍をごりごり推進しているようでいて、実情はどこもこんなものです。
生総研のこうした調査に答えるのは基本真面目な方だと(勝手に)思ってるけど、みんなそれぞれ頑張ってるんですよねえ。
ちなみに男性のやめたいこと1位は「たばこ」。
もうそんなの勝手にやめたらいいやん 爆
とにかく変わらない
来年の景況感については「変わらない」が63.2%。
自分の家計も「変わらない」が最多の57.2%で、消費の意欲も横ばいが続いています。
仕事を辞めたいぐらいだから買い物への意欲も高まりにくいのでしょうか。
今年楽しかったことは?というやたらざっくりした問いの結果はというと
「少なかった」32.8%
「多かった」20.1%
来年は今年より楽しくなりそうか?には7割近くが「変わらない」と答えています。
景気も家計も上向きに思えないし、今楽しいことも少なければ、今後楽しくなりそうかというとそんな気もしない。
これはなかなかの閉塞感。
いっそ会社でも辞めてリセット… と冒頭の結果に行きつきます。ドキ。
無難は行き詰まる
変わらない状況に行き詰まりを覚えるのはよくあること。
本当は何がしたいかわかっているけど実行するのが恐かったり、何かを失うことを恐れて手をけられないままに、同じ道を選びがちです。
無難なんは心地いいし、波風立てるんも面倒なのですよ・・・
でも、無難な道の先は行き詰まるようにできているのもまた常。
問題はそこでどうするか。
嘆くもよし、現状を打破すべく動くもよし、年末ジャンボを買うもよし。
兎にも角にも来年は「やめたいものなんてありません」と言える自分でいたいものです。
おわりー