切り替え下手が、ナースのお仕事に学ぶ
今もっともときめいている仕事、それが看護師です。
週に何度か帰省して看病しているうちに
看護師さんとも顔見知りになってきました。
みなさんほんと元気でたくましくて、やさしい。
そのパワーはどこから……とつい目で追ってしまいます。
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看護師が眩しい
大半はベット脇の机で仕事をしています。
看病といっても、素人にできることはたかが知れているのです。
そんな週末の病院はとにかく静かで時間の感覚がないほど。
外とは異空間というか、なんだか別世界です。
そこに「こんにちはー血圧測るよー」と看護師さんがやってくると
パッと雰囲気が明るくなって、現実に引き戻されます。
最初は挨拶を交わす程度だったのですが
「いつも何してるの?」と声をかけられた頃から
少しずつおしゃべりをするようになりました。
「病院によって全然環境が違うのよ、ここはシフトが楽で」とか
「休日でも翌日早番だと外出する気にもならなくて」とか
まさかのざっくばらん 笑
向かいのナースステーションの師長さんに聞こえやしないかとどきどきです。
切り替えるしかない
そんな何度目かの会話の、ちょっとした流れで
勇気を出して聞いてみたのです。
いつお会いしてもパワフルで素敵で、どうしたらそんな風になれるのか。
そうしたら一言、「だってそういうものでしょう」って。
その方の持論なのかもしれないけど
患者の前では明るく元気な存在であるのが当たり前。
しんどくても忙しくても切り替えるし、自然と切り替わるものだと。
プロ、ですねえ。
本当に大変な仕事だと思うんですよ。
人が相手で、部署によっては生死と隣り合わせで。
でも、だからこそ切り替え上手じゃないとけないんだって。
風邪ひいただの足が冷えるだの宣って
ぼんやり魂抜けた顔で働く自分を恥じます。
切り替えってちゃんと意識しないとなかなかできないもんです。
恥ずかしながらドラマで描かれる看護師像しか知り得ませんでしたが
身近になった今、ますます尊敬してやみません。
明日も休みだけど学会でさ……と笑顔でボヤきながら
パタパタと出て行くその姿もまた魅力的で
やっぱり目で追ってしまうのでした。
さ、今週もがんばろ。
おわりー
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