「人の時計をのぞくな」浅利慶太さんの言葉とオムライス
劇団四季の創立メンバーだった
演出家の故・浅利慶太さんが
俳優・市村正親さんに説いた言葉です。
人には人の時計のサイクルがある
お前にはお前の時計がある
人の時計を見ると比較してしまう
だから、人の時計をのぞかない
なんだかふと、就活の頃を思い出しました。
時計とオムライス
まわりのみんなはまじめで優秀、やさしくて
対して自分はできそこないで
当たり前なのに、その時計の進度の差に
腐ったこともあったなー。
その頃、帰りによくオムライスを食べました。
進捗具合や内定の報告を聞きながら
結果の連絡を待ちながら
それこそ時計をちら見しつつ。
本山駅の『FOR YOU』というお店です。
『Stand by me』で1杯だけ飲んでからのオムライス。
記憶がよみがえると無性に食べたくなり
はじめて作りました。
たしかこんな感じで卵がふわふわで
お、いい感じかもと思った途端….
なんか違うのんできました。
冷凍してたソースでも全然ごまかしきれず。
卵料理はむずかしいですねえ。
そんなオムライスもどきを食べながら
当時の夏キャンプや学祭を思い出し
今のみんなはどんなだろうと想像し
静かでいい夜だと思いました。
ちなみに、大学時代のゼミの同期と再会する
「ねこみち横丁」なるものが登場します。
そしてFOR YOUの裏手は猫洞(ねこがほら)通りです。
だからなんだって話ですが。
大きな会社になっていて感激です FOR YOU
わたしの時計の針はあいかわらず遅く
なんならしょっちゅう止まりますが 汗
さすがにリューズの巻き方も覚えました。
正直、他の時計がうらやましい日もあれど
それはそれ、これはこれ
今あるものを長く大事にしたいです。
あと、オムライスを包めるようになりたいです。
人には人のサイクルがあることを
改めて思い出させていただいたことに感謝し
氏のご冥福をお祈り申し上げます。
おわりー
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